ソレイユピアノ教室

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1人で抱えている時は、自分を守っている時

コーヒーと花

ピアノを教えていますと、いきなり

「ピアノをやめようと思います・・・」

というのが、時々あります。

共通するのは、そこに至るまでに、相談がない方 がほとんどです。 つまり悩んで悩んで・・・抱えてしまうんですね。
そうすることで、ご自分を守っている・・・のかもしれません。

なぜそう思うか?
私がそうだったからです。
子どもがぐずったり、嫌がったりすると、途端に私の行動は止まってしまいました。嫌がっているものを強行することはきついな!と思っていました。

私の場合は、自分が母からされて嫌だったからなのです。自分が、やりたくないのにやらされたことを根にもっていて、自分の子どもにしたくないなあ~という気持ちがあったのです。

無理強いすると、された時の自分の気持ちを思い出すので苦しかったんです。

そして、自分が苦しい、というのは、自分の経験による感情なんです。だから、そういうような苦しい思いが自分にあると、行動が止まってしまうんです。

苦しいと思うと、それをいっぺんに無くしてしまった方が、楽なのです。

どんなに、子どもがピアノができるといいなあ、とか、ピアノは我が子に合っている、と思っていても、自分の苦しさがあると、取り組ませることができないんです。
そして、無くしてしまうとものすごく楽になります。

でも、同じような問題はまたやってくるんです!このパターンは、やめることでラクになるという手法なので、乗り越え方を学習できません。

いつものパターンでない方に挑戦する。

自分で悩んで悩んで、相談しないでうまくいっていないのですから、それはうまくいかないとあきらめてください。苦しいなあ、と感じるようになったら、それはその行動を手放すサインなのかもしれません。自分をしっかり見つめていくことで、ちゃんと自分なりの答えが出て来るのです。

うまくいっていない方法を後生大事にせずに、違う方法を取ってみましょう。そうして、自分の行動パターンを変えてみる。
行動を変えることで、思考パターンを変えることもできるからです。